常滑焼作家 伝統工芸士 岩瀬弘二さんの常滑焼15号朱泥平丸急須、
そして先日同じ常滑焼作家 伝統工芸士 岩瀬弘二さんの作品「朱泥窯変汲出碗」も購入、日々楽しみながらお茶を楽しみながら飲んでいる。
あと欲しい物として残るは、茶筒なり。
今日は出かけついでに川越市の百貨店に足を運び、ちょっと高級な茶筒はないかと売場を探してみた。
欲しいのは、手作りで木の温もりが感じられる茶筒。
広い売場を隅から隅まで歩いて回ると素材の違う茶筒が、何ヵ所かに展示してあった。
売場の一角に、老舗 角館・伝四郎(藤木伝四郎商店)の樺細工の茶筒が数点展示してあるのを見つけた。
山桜の樹皮を使用していて、樹皮の模様と、深く渋い独特の光沢が外見上の大きな特徴が何とも素晴らしく、手作り感たっぷりで木の温もりがとても感じることができるとても高品質な茶筒。
やっぱり良いものは値が張るなぁと思いつつ、購入するのに暫し躊躇したが、長く使うものだしどうせ買うなら良いものを買おうと購入を決意。
何種類かあった中、2種類に商品を絞りどちらにしようか迷ったが、買ったのは秋田県角館の伝統工芸品樺細工・藤木伝四郎商店、逸品シリーズ・総皮茶筒(大) 無地皮 サイズΦ83 H120 mm 重さ約115g 茶葉の入る量 約150g(煎茶の場合)

藤木伝四郎商店は1851年江戸末期の創業以来、高品質な樺細工を作り続けていて表情豊かな素材、伝統に裏付けられた技術力と、その製品の品質と高いデザイン性が素晴らしい。

総皮茶筒なので、外側・内側・中蓋も全て美しい天然の山桜の樹皮で作られている。
天然素材ならではの温かみのある手触りが、なんとも良い。
自然な木肌を生かして作られるため良い表情を生み、同じ柄は2つとない。

天然の山桜の樹皮は通気性・通気性・通湿性そして実用性な堅さを持っているため耐久性に優れ、茶筒に入っている茶葉はいつも最適な状態で保存することができる。
茶筒の継ぎ目、内蓋を閉めた時のぴたっと収まるフィット感など、職人さんの丁寧な手仕事が感じられる逸品、まさに匠の技。

継ぎ目もこんなに丁寧、職人の素晴らしい手技を感じる。


樺細工の茶筒、朱泥平丸急須、朱泥窯変汲出碗 3具の揃い踏み

世界でも類を見ない樹皮工芸のこの茶筒、樺細工の天然素材ならではの優しい手触りや触り艶をこれから長く大切に使って楽しんで行こう。
撮影カメラ

…オリンパスE3+ズイコーデジタル35mm F3.5 MACRO、ズイコーデジタル ED9-18mm 4.0-5.6
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Comment
やはり造りが違うのかな~。
あとお盆を揃えれば、完璧ですね!
いつもコメントありがとうございます♪
ときがわ町の建具会館はお散歩ツーに行った時に良く立ち寄るので、今度見てみます。
ときがわ町は「木のまち」で木工品の生産が盛んだから、似たような茶筒があって不思議ではないですね。
あとは樺細工の「茶箕(ちゃみ)」(茶筒の中に入れて、お茶葉をすくう道具)と、お盆が欲しいですね♪
先日、歌舞伎座の喫茶店で1200円のお茶を頂きました。
その時に、1分間の砂時計が出てきました。
待つ時間もユックリと過ぎる感じでした。
如何でしょうか。
いつもコメントありがとうございます♪
1200円とは、ビックリするほど高価なお茶ですね。
いつも30秒〜40秒くらいでお茶を注ぐようにして掛け時計を見ているのですが、つい目を離した隙についつい忘れてしまいます。