沖縄の現役の名工、照屋佳信(てるやかしん)さん。
沖縄の中北部、恩納村に工房を持ち個人窯の大きな登り窯で焼かれ、厚みがあり、ずっしりと重みがあって、ちょっと荒々しい作りで野性味が漂う照屋さんのやちむん。
でもどことなく温かみと優しさが感じられます。
焼いても1年に2度程度のために照屋さんのやちむんは、なかなか手に入れるのが難しい作品のようです。
また、厚みもあり焼成の際のゆがみや土や釉薬の付着なども他の窯に比べて多く、玄人好みする器で古い沖縄の雰囲気を持つ器とのことです。
ネットで販売されても即日完売のようで、取り扱っているネットの何件かのお店を覗いてみても商品が残っているのは稀な状態でした。
そこで何とか購入することのできた3点。
左から
★5寸マカイ 点打 呉須と飴
★マグカップ 湯呑み型 点打 三彩
★3寸皿 イッチン 輪文

購入したやちむんを使う前に、買ったそのままの状態をできるだけ長く、そして器自体をできるだけ長く使うために、目止め処理を施しました。
米のとぎ汁を器がかぶるくらいに入れて20分ほど弱火で煮沸、そのまま鍋ごと冷まして器を洗い、よく自然乾燥させたら完了です。
写真を撮り忘れて煮沸を終えて、鍋ごと冷まして器を洗う前の状態の写真です。

ベランダで自然乾燥中。

★5寸マカイ 点打 呉須と飴
男性の大き目のお茶碗や小どんぶりとして使えるサイズ。
しっかりと厚みがあり、存在感のある器。
サイズ:約φ15 X H8cm



★マグカップ 湯呑み型 点打 三彩
どことなく可愛らしい2色の点打の絵柄が魅力的。
サイズ:約φ8 X H8cm



★3寸皿 イッチン 輪文
醤油皿や薬味皿に使うのに丁度よい器。
沖縄らしさが出ている焼き物。
サイズ:約φ9 X H2cm



約数が少なくて、なかなか手に入れるのが難しい沖縄の現役の名工、照屋佳信さんの焼き物が運良く買う事が出来て、大事に末永く使っていきたいです。
撮影カメラ…オリンパスE3+ズイコーデジタル14-54mm F2.8-3.5
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Comment
やちむん いいですね。ヤマトのシールもイカシてます。
器にもこだわってるなんて、ますます『山荘』感が。
クルマ(SA22C)の情報収集の為にmixiに登録?してみました。KSRで検索したらツバキッキさん発見!でもmixiわからないのでブログにコメントさせて頂きました。
初コメントありがとうございます♪
やむちんは決して派手じゃありませんが、ちょと荒々しい作りと素朴なデザインがに魅力を感じて好きになりました。
ヤマトのシール上手く剥がして、記念に取っておきました。
最近はバイク仲間とも疎遠になっているので、「ツバキッキ山荘」から「ぼっち山荘」に様変わりです。